「本気」と「必死」ですが良く使われる言葉ですね!
何となく似ているように思います。
見た目には、どちらも一所懸命に見えるのですが、心の心理状態は
全く違うんです。
言い換えれば、プレッシャーともとらえられます。
この言葉のそれぞれの意味を、しっかりと区別して欲しいですね!
特にあなたにとって、未来の人生に大きな差が出て来るのです。
では、順に説明していきましょう。
まず、本気を辞書で調べると・・・
本気=冗談や遊びなどでない、本当の気持ち。真剣な気持ち。
この本気ですが、学生の頃、部活で監督に良く言われた言葉だとか、
仕事で上司や部下に使う言葉として良く使われています。
監督から 「それでも、本気を出しているのか!」
部下が上司に対して 「この仕事、本気で頑張ります!」
本気は、持っている力を100%出し尽くすという意味でかなりポジテ
ィブに使われています。
内面から生まれる自発性、やる気を指すので継続的な集中力で最高
のパフォーマンスを出し続けることが出来ます。
ここで、私がお伝えしたいことは、本気の本当の意味です。
それは、「本当の気持ち」と言うことです。
そんなことは当たり前だ!と声が聞こえてきそうですね!
例えば、あなたが「今回は頑張って全力で行こう!」と決めたとし
ます。
ところが全力で行くはずが、無理に自分を奮い立たせ前に進もうと
しているのに進めないことが出て来ます。
そんな時、落ち込んだり、悩んだりするのではなく・・・
「自分の本当の気持ちって、どうなんだろう?」
「本当は、どうしたいんだろう?」
って、自分に聞いて欲しいのです。
無理やり100%の力を出すことが本気ではなく、本当の気持ちに立ち
戻ることが本気なのだと思います。
気持ちにウソをついていたら出せるはずがないのです。
だから、100%の力を出せる時は、本当の気持ちで行動している自分
なんだと認識して欲しいと言うことです。
さて、それでは、ここから必死について辞書で調べてみましょう!
必死=失敗すると取り返しがつかないという気持ちで全力を尽くすさ
ま。死に物狂い。一生懸命。必ず死ぬこと。
これは、例えば「死を覚悟して全力を尽くす!」、「死にものぐるい
で頑張る!」などで良く使われますが、この必死の状態は、切羽詰っ
ていて物事に追われている心理状態のことです。
人は必死になる時、プレッシャーがかかります。
危機に直面し、それを回避する為に脳内にエネルギーが生まれること
で行動するのです。
つまり、マイナスのエネルギーと言うことになります。
ただし、追い詰められた時、飛躍できる人と転落する人に別れてしま
う面も兼ね備えているのです。
飛躍できる人は、恐怖や不安、自己防衛が働き、何らかの課題がある
時、それを解決し、取り除く為にもの凄い集中力を発揮するのです。
決して悪いことばかりではないのですが、その課題が解決したら行動
が止まってしまうと言う性格を持っています。
一方、転落する人は、やる気をなくしたり、自信を無くしてしまった
て、その場で行動も思考も止まってしまうのです。
これだけ意味が違うのです。
まとめると、「本気」は自発的なプラスの本当の気持ち、途中でよそ
見することがあっても、いずれは戻って来るものです。
本当の気持ちになって、目の前のことに取り組んで欲しいです。
さて、一方の「必死」は受動的でマイナスの追い詰められた気持ちに
なります。
マイナスエネルギーで、危機を回避する為に出てくるものですが、こ
れを上手く行動に移せば、決してマイナス面で終わらないのです。
是非、あなたには、本当の気持ちになって本気で叶えたい夢に向かっ
て突き進んで欲しいと思います。
(osamu語録)
本気と必死の違いとは?
本気は本当の気持ちのこと!
必死は追い詰められた気持ち!
人生、本気モードで夢を叶えよう!