このテーマでは、企業にお勤めされている方は特に大半の方が組織に
属していることだと思います。
勿論、個人事業主であっても、取引き先の企業の組織と関係があるも
のです。
あるいは、ご自身でパート、アルバイトを雇っているのかも知れませ
ん。
その時、よく聞く言葉に「人材」があります。
特に中小企業では、一人一人の人材が優秀なほど企業は成長していき
ます。
つまり、一人一人が成長することで企業が成長すると言っても過言で
はありません。
最近では、就職も難しいものになって来ていますが、それでも、企業
側は、良い人材が欲しいと、常に探しています。
新入社員よりも、定年退職した方々を中心に、雇用しているケースも
出てきています。
これは、直ぐに率先力になる利点があり、もっと言えば、優秀な人材
だった人が、更にご自身の本領を発揮し続けられ、雇う企業側も、成
長するチャンスだったりします。
これほど、人材は、大切なものですし、重要なポジションだと言うこ
とです。
さて、本題に入る前に、組織に存在する法則も、知っておく必要があ
ります。
それは、組織の中には、「2:6:2」の法則が存在します。
聞いたことがある方も多いかも知れませんね!
働きバチや働きアリなどの集団を観察していると、全体の約2割は非
常によく働き、6割は普通に働き、2割はサボって適当に働いている
ことが研究で分かっているそうです。
面白いのが、そのうちダメな2割を強制的に取り除くと、残った集団
の中でまた「2:6:2」の集団になると言うのです。
人間の組織でもこの法則が当てはまるという研究結果があり、実際に
アメリカの企業では、それが当たり前の様に組織の活性化に活用され
ているそうです。
以前、自動車の日産が危機的状況の時に救世主として現れたカルロス
・ゴーン氏が、社長兼最高経営責任者(CEO)に就任し、改革を行った
時にも、この「2:6:2」の法則を匠に使って再建させたと言われ
ています。
この「2:6:2」の法則に当てはめていくと、4つの人材に分ける
ことが出来ます。
ではご紹介致します。
これは、人に対して説明していますので、少し表現に違和感を持たれ
るかも知れませんが、決して攻撃している訳ではありませんので、ご
理解下さい。
まず、一番企業にとって絶対に欲しい存在から順番に、ランクが下が
っていきます。
この視点で、組織を作ると良いとされています。
人財=自ら進んで何事にも取り組む人、企業では必要不可欠な存在。
人材=言われた通りにこなす人、企業では普通の存在。
人在=ただいるだけの人、企業では居ても居なくても良い存在。
人罪=遂行の邪魔をし、マイナスになる人、企業ではお荷物的存在。
この様に企業にとって、あるいはお店にとって、最低でも人材確保が
とても大切になります。
よく募集広告を見ると、人材募集!と記載されています。
最低でも、人材になりえる人が欲しいと言う願いですし、当たり前の
様に使われていますが、この裏には、先ほど、ご紹介した、4つの人
材があることを、気づいている企業がどれほどあるのかは疑問です。
さて、この話を聞いて、あなたは、人材のポジションが十分、理解出
来たのではないでしょうか?
誰もが勤めている企業や所属している組織、組合、集団等で、出来れ
ば人罪で迷惑をかけるよりも、人財、人材で有りたいと願うものです。
組織では、財産の財である人財を目指して頂きたいですし、人生にお
いても誰かに必要とされる存在になって欲しいと思います。
是非、あなたの存在で一人でも多くの方のお役に立つことを意識して、
周りの方々から人財的存在になれる様な行動をとっていきましょう!
(osamu語録)
組織に存在する「2:6:2」の法則!
そして人材は4つに分けられる!
財産の人財、貢献する人材、
居るだけの人在、足を引っ張る人罪!
人のお役に立つ為に人財を目指そう!