この「Happy-Happyの関係!」ですが、元々は、7つの習慣(スティー
ブン・R・コヴィー/キング・ベア出版)という本があります。
成功の為のビジネス書なのですが、この中に「Win-Win」という考え方
が出てきます。
この「Win-Win」は、あるサービスを提供する側と、そのサービスを利
用する側、又は、あるサービスについて提携し合っているもの同士が
相互に利益を得て、円満な関係を保ちながら良い結果を出すことを言い
ます。
例えば、ビジネスではお互いが競争をすることで両者(社)が儲けるこ
とが出来る。
お客様に喜んで頂くことで会社が儲けることが出来る。
地域が活性化すれば、近所のお店が、みんな儲けることが出来ると言う
ことになります。
そして、ビジネスに限らず人間関係においても、この考え方が成り立っ
て来るので、もう少しお付き合い下さい。
さて、この「Win-Win」の考え方ですが、これ以外に5つありますので、
ご紹介をしたいと思います。
1、Win-Win=自分も勝ち、相手も勝つことで、それぞれの当事者が欲
しい結果を得ること!
2、Win-Lose=自分が勝ち、相手が負けることで、相手を蹴落として
でも欲しい結果を得ること!
3、Lose-Win=自分が負けて相手が勝つことで、相手が幸せになるので
あれば、自分は常に影の存在であり、損をすることも覚悟していること!
4、Lose-Lose=相手が負けて自分も負けることで、相手に勝たせるぐら
いなら足を引っ張ってでも、共倒れした方が良いと考えること!
5、Win=自分の勝ちだけを考えることで、自分が勝てば相手がどうなっ
ても構わないと思うこと!
6、No Deal=Win-Winの関係が築けなければ、取り引きしないこと!
この様に、少し深く掘り下げて行くと、人間関係の双方の立場がおわか
り頂けたと思います。
そして、私たちが学校教育で習ったことは、常に誰かと比べて競争し勝
つことです。
どうしても勝ち負けにこだわってしまうのは、こう言った教育を受けて
きたからです。
勝てば賞状やトロフィー、校長先生から賞賛のお言葉を頂くこともあり、
これが「Win-Lose」の関係になります。
スポーツの世界は勿論ですが、ゲームの世界、レースの世界、ビジネス
の世界と、この様に勝ち負けがいたる所に存在します。
世の中を生き抜く為には仕方のないことかも知れませんが、この「Win-
Lose」の考え方は長続きしないだけでなく、現在の社会環境では逆に生
き残れない様に感じます。
ただし、各企業が、他社を競合と呼んだり、他社の商品開発よりも更に
超える商品を開発したり、あらゆる場面で、この関係が行われています。
勿論、経済成長にか欠かせない関係でもあります。
競争するからこそ、より良い商品やサービスが生まれるからです。
消費者にとっては、とっても良いことなんですが・・・
現在では一流企業が多くの負債を抱える側面もあり、一時的には良い様
に思われますが、長い目で見ると、決して良い結果ばかり出ているとは
限らないと言うことです。
そこで、最低でも「Win-Win」の関係に近づける努力をして行かなければ
ならいでしょう。
そして、今回、私がお伝えしたいことは、更に上のステージである
「Happy-Happyの関係」を築くことです。
勝ち負けや上下関係ではなく、お互いが必要とし、協力し合い、尊重し
合い、お互いの幸せをしっかりと追求する関係です。
周りの方々に想いやり、やさしさを持って、みんなで幸せを追求して行
くような関係こそが望ましいと思います。
あなたも、「Win-Winの関係」に近づけ、更なるステージの「Happy-Hap
pyの関係」を常に意識し、周りの方々と協力体制で進められる環境を考
え、日々過ごして頂きたいと思います。
(osamu語録)
Win-Loseの関係で育った私たち!
その環境に沿った生き方もある!
出来ればWin-Winの関係を目指し!
更にHappy-Happyの関係になること!