1.世間軸と他人軸とは？
この世間軸、他人軸は、あなただけでなく、ほとんどの方々が人生
で常に影響を受けていることです。
一般大衆と言われた時代、経済成長期には、誰もが中流意識を持ち、
他人と一緒であるのが当然の様に生活していた時代。
世間軸に流され他人軸に合わせる時代です。
今では、それに拍車をかける様に、テレビ、インターネット、ラジ
オ、新聞、広告と様々な情報が飛び交っています。
情報は溢れるほどあり、全てが正しいかと言えば疑問です。
これらの情報や今まで育ってき環境、教育、経験が入り混じり、毎
日、何かしらの悩み、ストレスを抱えて生きておられる方が実に多
いのです。
では、ここであなたに質問です。
あなたは、「世間の目を気にして生きていませんか？」
そして・・・
「自分のことを周りの人から何て見られているのか常に気にしてい
ませんか？」
まず、世間軸で生きている方は一般的な常識に縛られがちです。
又、他人軸で生きていると、人のことが気になり過ぎて、なかなか
自分の意見が言えず、我慢したり、行動も控えめになってあげくの
果てには、ストレスに押しつぶされてしまうかも知れません。
「こんなことすると、周りから変な風に見られるんじゃないか？」
「これをやりたいけど、周りから反対されたりするんじゃないか？」
本当は自分がやりたいことがあるのに世間的がどうとか周りがどう
とか・・・
これでは、自分の人生を歩んでいるとは言えません。
大きな流れの世間軸を見ながら、他人軸の意見に耳を傾け、あなた
に取って必要なものを取捨選択すると言うことです。
これは、世間の状況、他人の意見を感じ取ることで、自分の立ち位
置が分かるからです。
自分だけだと、なかなか気づくことが出来ません。
何かと比較するからこそ、自分がどんな状況にいるのか、どんな考
えを持っているかが分かるのです。
ただ、世間軸、他人軸に必要以上に依存すると、振り回されたり、
惑わされたりすることになります。
その為には、これから自分軸を見つけ、しっかりとしたあなたらし
い人生を歩んでいかなければならないと思います。
2.自分軸の生き方
この自分軸と言うとイメージに誤解が多いように思いますので、エ
ゴ、自分勝手、自己中心ではないことだけ、最初にお伝えしておき
ます。
では、自分軸とはどう言うことかと言いますと・・・
画像を見て頂いて分かる様に、あなたが生きていく上で、周囲の環
境に流され右往左往しない為に、あなたの中にある「ブレない核」
となるものです。
自分らしく幸せに生きる為に必要なもので、「自分らしさ」を表現
する土台となるものでもあります。
そして、その上に人が居ますが、注目して頂きたいのが両手（腕）
です。
これは常に動いているもので、世間軸と他人軸のバランスを取る必
要があると言うことです。
例え周りの状況が著しく変化し、世間軸に傾いても、他人軸に傾い
ても、ブレない核がしっかりとしていれば問題ないのです。
逆にブレない核が動いてしまうとバランスを崩し、世間軸、他人軸
に傾くだけでなく、その領域にまで足を踏み入れ振り回されること
になります。
では、この自分軸を持っている人とはどんな人なのかをお伝えした
いと思います。
例えば、仕事上の反対意見があっても、「自分の考えを信じて行動
できる人。」
「人の意見に左右されずに自分らしさを貫いている人。」
「ブレない自分軸がある人」には強さと余裕があります。
軸とは、物理的には物の支えとなるような棒状の部分のことを指し
ますが心の場合、この軸を構成しているものが５つありますので、
ご紹介致します。
1.自己信頼＝人から何を言われても自分の考え、センス、直感を信じられる。
2.自己受容＝自分の欠点や短所も含め、あるがままの自分を受け入れる。
3.統合性＝人と比べず自分らしさの一貫性を持っている。
4.自己尊重＝自分のことを大切に扱っている。
5.感情の知性＝自分の感情を理解し、対処していること。
この様に、自分を好きになり、大切にする。
そして自分を信じ、今の自分の状態を受け入れ、価値観をしっかり
と持つことで一貫性が生まれてきます。
この価値観は、「あなたに何ができるのか！」、「どんなことで喜
ばれるのか！」、「何を大切にして生きているのか！」と自問自答
することで、今まで気づかなかった答えが見つかるかも知れません。
それを追求することで、あなただけの価値観がはっきりと分かれば、
それがブレない自分軸を作ることになります。
是非、あなたが自分らしく生きていく為に、色々な情報は一旦シャ
ットアウトしてでも、先にブレない自分軸を見つけ、定めることに
意識を向けましょう！
（osamu語録）
自分軸！他人軸！世間軸！
ブレない自分軸が自分らしさ！
確立できれば、世間軸、他人軸
に振り回されることはなくなる！
