これは、SMAPの「世界に一つだけの花」の歌詞に出てくる、とっても有名
な言葉ですよね!
この最後に出てくる歌詞が・・・
「ナンバーワンにならなくてもいい♪ もともと特別なオンリーワ〜ン♪」
この歌詞は、現代の時代背景を反映している様に思います。
小さい頃から、競い合うことを教えられ、ナンバーワンが賞賛された時代
でもありました。
今でも、スポーツの世界、格闘技の世界では、ナンバーワンが賞賛され続
けています。
お互いに競い合って、ナンバーワンになることに注力しているのです。
これは、ビジネスの世界でも同様に、言葉が違うだけで、一流企業、トッ
プセールスマンなど、常に競争相手が居て、その中で一番を獲得すること
に躍起になっている現実が存在しています。
ところが、その状況が変化しているのも事実です。
それは、競争相手の居ない、突き抜けた存在。
それがオンリーワンとも言われています。
しかし、それだけがオンリーワンではない様に思います。
では、この「オンリーワン」とはどう言うことなのでしょうか?
例えば、「他人と違うことをする自分」、「自己主張をする自分」、「目
立つことをする自分」、「特別な自分」と色々な解釈があると思いますが、
このニュアンスは、ちょっと違う様に思います。
一昔前では、通用したことでしょう。
しかし、現代では、「自分らしさ」、「個性」、もう少し掘り下げると、
自分でやろうと決めたことや好きなことに日々、打ち込む姿勢、自分の軸
をしっかりと持って一生懸命に取り組むことで、自分自身の存在価値に気
づくことだと思うのです。
それが、現代のもう一つの「オンリーワン!」ではないでしょうか?
この解釈が正しいとか間違いとかではなく、時代背景にマッチした考え方
とも言えるでしょう。
さて、あなたは、自分の存在価値に気付いているのでしょうか?
既にあなたは、生まれた時から、誰かの代わりではなく、たった一人の人
間として生まれて来ています。
つまり、世界中どこを探しても一人として居ない、既に世界でたった一人
の存在なのです。
そして、今後も、あなたと同じ人は現れることはありません。
世界でたった一人のあなたなんです!
あなたは、他の誰とも違う特別な存在なのです。
そこへ、プラスアルファーとして、知識、技術、体験、経験を積めば、更
に磨きがかかり、真の「オンリーワン!」となるのです。
これが、周りから必要とされる存在にまで、価値が上がっていきます。
それを、今までの考えで、オンリーワンになろうと力を入れ過ぎて、他人
との比較ばかりに意識を向けてしまい、気づくと、自分が何をしているの
かさえ、見失うことになってしまいます。
それよりも、自分らしさに目を向け、既に、特別な存在であることに意識
を向けてみましょう。
冒頭でお伝えした歌詞、「もっともっと特別なオンリーワ〜ン♪」を思い
出して下さい。
それさえ出来れば、特別なオンリーワンになっていることに気づくことで
しょう。
誰もが認める素晴らしいパフォーマンスをする人だけがオンリーワンでは
ないと言うことです。
世間から注目されないかも知れないけれど、変化の少ない日常生活を送っ
ているかも知れないけれど、その人でも立派なオンリーワンだとお伝えし
たいのです。
例えば、あなたがある企業の営業マンだったとしましょう。
営業マンでオンリーワンと言うと、全国トップの営業マンを想像するかも
知れませんが、必ずしもそうではありません。
トップになることは凄いことですが、トップ=オンリーワンではないと言
うことです。
何も特別なことをするのではなく・・・
あなたが出来ることを相手の為に本気で、一生懸命すれば、あなたはその
人のオンリーワンになれるのです。
あなたも私も、みんな誰かの「オンリーワン」になれるのです!
是非、誰かと比べるのではなく、あなた自身の存在自体が、既に「オンリ
ーワン」であることを再確認して欲しいと思います。
(osamu語録)
この世に生まれたあなたは、
既にかけ替えのない存在!
人生ではナンバーワンになる
ことより、オンリーワンに磨き
をかけることが大切です!